戦争 - War
◆異界の者たちとの戦い
異界の者たちとの戦い、この戦争はウィステイエ歴28672年7月22日に開戦したルシェインを戦地とした無数の異界の使者と異界の主1体、その従者4体との戦争である。
旧古代文明の人々と精霊たち、そして、闇の精霊シェイドと光の精霊ウィル・オ・ウィスプは無数の異界の使者たちとの戦争の末、多大なる被害を負った。
しかし、戦争が終わりを迎えるかのように思えたこの時、新たに異界からこの戦争の主犯たる主1体とその従者4体が襲来をする。
だが、彼らの力は強大であり、ほとんどが負傷者である旧古代文明の人々と精霊たちは彼らに傷をつけることすら敵わず、死んでいった。
シェイドとウィル・オ・ウィスプはこの世界を守ることを決意し、最後の魔法、自らを犠牲とし彼らをこの地、ルシェインと地上の4つの遺跡に封じた。そして、ルシェインを目に見えぬよう魔法の膜で覆い、2人は石像となった。
また、瀕死の精霊たちも最後の力で力を合わせ、地上の4つの遺跡に入れぬよう封印を施し、この戦争を記した石碑をシェイドとウィル・オ・ウィスプの石像の前に作った。
この戦争でルシェインは滅び、異界の者たちとの戦いは開戦して1年程度で終結となった。ウィステイエ歴28673年7月25日のことである。
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◆古代戦争
古代戦争、それはノーサンシウル歴2813年に開戦し、戦地を旧ヴィレスラスとレイシスとした旧ヴィレスラスとレイシスが古代に起こした戦争である。
元々、平和間にあった旧ヴィレスラスとレイシスであったが、ノーサンシウル歴2813年、資源と領土の問題で戦争を起こした。
この戦争は、旧ヴィレスラスとレイシスだけでなく、戦争に無関係のククレインをも巻き込んだ長期戦争へと発展した。
また、古代戦争は人間、エルフ、ハーフエルフ、ドワーフの全ての種族が参加していた。
さらに、両国とも魔法を使用していたため、この戦争は魔法による戦争であった。
ククレインはこの戦争間、流れ弾などが飛来するが、サラマンダーとドラゴン達が命をかけて守り抜いてくれていた。
そのため、戦争終結時には巻き込まれたククレインの被害は最小限となった。
この戦争は長期戦争だったため、ノーサンシウル歴2851年に停戦協定が成立したことがあったが、ノーサンシウル歴2855年に停戦協定は破られ戦争再開となった。
最終的にこの戦争は双方和解し、終結となった。終結は開戦から131年、ノーサンシウル歴2944年のことであった。
この戦争における被害は四精霊によって最小限に抑えられたが、被害は甚大であり、失った命は人間とエルフのみならず、精霊、植物、動物とセクシアに存在するあらゆる命が奪われた。
この戦争により、旧ヴィレスラスは地が裂け分かれてしまったため、レヴィニスとラスニスの2国を終結と同年に建国した。
その後、旧ヴィレスラスとレイシスは平和条約を締結した。