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ラスニスの白実（しらさね）地方美影（みかげ）出身の白い猫又。元々は美影に住んでいる人が飼っていた猫が子供を産み、その中の子供の1匹であった。

 

その後、灯実（あかしみ）に住む老人が美影に住む友人（上記の人）に、貰い受けたのである。
貰い受けた老人は、猫の名を"雪"と呼んだ。

 

老人は雪を可愛がりながら育てていた。貰い受けてから13年が経ち、雪には死期が近づいていた。
老人は自分も長くないゆえ、もう少しだけでいい、せめてもう少しだけでいいから、雪といさせてほしいと願った。

 

そんなある日、老人の願いが通じたかのように、死に際の雪は老人の前で精霊化をした。見た目は特にいって変わらず、尾が二本になり、魔法を使え、話すことも可能になった。

 

老人は初めとても驚いたが、雪が精霊化したことにより、まだ一緒にいられることに感謝し、涙した。

雪は老人にこう伝えた「ワラワはソチに感謝している。ソチがワラワを貰いワラワを育てて一緒にいてくれること、ワラワは本当に感謝しておるぞ。」と。

 

老人は特に裕福であったわけではなかったが、雪とまだ一緒にいられることに感謝をし、有り金を使い、高価である時間経過で回復する魔石を雪にプレゼントした。
雪はプレゼントされた魔石にとても喜んでいた。

 

3年後、老人は病に臥してしまう。雪は「ワラワはまだソチと一緒にいたい。ワラワはまだ死なぬのじゃ、だからソチもまだ死ぬな…」そう老人に伝えたが、老人はそのまま息を引き取った。

 

その後、飼い主が死んだことにより、飼い主の家族によって雪は捨てられた。

 

この日は雪が降っていたという。

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雪は飼い主とのとても楽しかった日々をけして忘れずにいる。

 

捨て猫として過ごしていたある日、69歳のときに紗織に拾われた雪は拾われた際、名前を聞かれたが雪という名は前の飼い主との思い出としての名であり、これからつむぐ名は違う名でつむぎたかった為言わなかった。

 

そのため、紗織に"白"という新たな名を付けてもらった。これにより白は紗織の飼い猫となった。

紗織に拾われてからはだんだんと紗織を好きになり、拾われて一年後には紗織が大好きでどこに行くにもついていくようになった。
 

また、紗織が人助けしているため、白も手伝っている。

白は普段は喋ることはあまりしないが、稀にしゃべることもある。
 

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▼レレア、アレクシス、レイスとの出会い
7949年4月23日、ラスニスのニッカム=ベリー地方ラズリーに向かっていた紗織と白はラズリーに邪精魔/シーノリン（階級：ノーリット、カイン）が向かっているのを目にし、紗織と白は急ぎラズリーへ。

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紗織と白は町の人々を騎士団とともに守り、避難させながら被害が甚大である、東橋へと向かった。

 

東橋に着いた紗織と白。このとき、ちょうどレレアが危険にさらされている状態であった。
紗織は白に魔法で足場を頼み、その足場でレレアへの攻撃を防ぎ守った。

 

その後、白による足場でレレア達を崩壊した橋から移動させ、白の魔法でレイスの手当ても行った。
これをけっかけとし、友人となった。

 

この襲撃による被害はラズリーの東橋が崩壊、死者5名（内、騎士団員が3名）であった。

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▼トラヴィスとの出会い
7950年2月7日、レレアより紗織と白に会わせたい人がいると聞き、ラスニスのレ・セフォローナ地方レ・セザロにて落ち合い、トラヴィスと友人になった。
 
▼ネラン、ドランとの出会い
7950年4月14日、ラスニスのニッカム=ベリー地方ニムにてレレア達と偶然出会い、そのときにネランも一緒にいたため、レレアの友人であることから、友人となった。

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▼ルエルとの出会い
7949年1月12日、紗織と白はレイシスのナジェロノール地方の森にて邪精魔/シーノリン（階級：ノーリット）数体に襲われる。

 

その後、応戦した際に白が怪我をしてしまう。

 

たまたま森の探索をしていたルエルが居合わせ、邪精魔/シーノリンの一掃を手伝ってくれ、白の傷の治療も行ってくれた。これをきっかけに友人となった。

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▼オルレイとの出会い
7950年3月1日、ルエルが紗織と白に会わせたい人がいると連絡があり、レイシスのニーフィア=ヴィレッジ地方ラ・フォーレラにて落ち合い、オルレイと友人になる。
 

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